当院の「手汗・わき汗」へのアプローチ
手汗わき汗は、年齢を問わず日常のお困りごとですよね。
当院では使いやすく、副作用も比較的少ない塗布薬にて治療をいたします。
中高生や成人の診療はもちろんのこと、小学校中学年くらいから「お薬の使い方をしっかり守れるかどうか」、を確認しながら処方できるかを判断いたします。
手汗わき汗
「多汗症」の仕組み
「原発性局所多汗症」とは、手のひら、足の裏、わき、顔や頭などに、温熱や精神的な負荷の有無に関わらず、日常生活に支障をきたすほどの過剰な発汗が生じる状態のことです。
🤔 なぜ過剰な汗が出るの?
原因はまだ完全には解明されていませんが、交感神経が過剰に働き、汗を出す器官である「エクリン汗腺」の機能が亢進していることが関与していると考えられています。
💡 なぜ塗り薬が効果的なの?
多汗症の治療で使われる塗り薬は、主に「抗コリン薬」と呼ばれるお薬です。汗腺が汗を出すためには「アセチルコリン」という神経伝達物質(交感神経からの『汗を出す』という命令)を受け取る必要がありますが、塗り薬はこの命令の受け取りをブロックするため、発汗を元から抑えることができます。
🌟 塗り薬のいいところは?
塗布薬は薬剤を塗った場所に作用するため、血中に入りにくい特徴があります。そのため、のどが渇く、便秘・尿が出にくい、目のかすみ、などの全身性の副作用がごく少ない点が利点です。
一方で、薬剤が目に入ったりすると、一時的に目のかすみやまぶしく感じるなどの症状が出ることもあり、使用法を確認しましょう。
重症度チェック(HDSS)
多汗症の重症度は、自覚症状に基づく「HDSS(Hyperhidrosis Disease Severity Scale)」という指標を用いて評価されます。
手汗・わき汗で日常生活に困りごとがある方は、ぜひ当院にご相談ください。
治療薬のご紹介
使いやすく副作用が比較的出現しにくい、
塗布薬を採用しております。
✋ 手汗の治療薬
アポハイドローション
日本初の原発性手掌多汗症(手汗)用の外用薬です。1日1回、就寝前に手のひらに適量を塗布します。交感神経から汗腺への刺激をブロックすることで、過剰な発汗を抑えます。
- ローションタイプ
- 1日1回・就寝前
- 保険適応
👕 わき汗の治療薬
エクロックゲル
原発性腋窩多汗症(わき汗)用の外用薬です。ツイストボトルで直接塗布できるため、簡便に使用できるのが特徴です。
- ツイストボトル(直接塗布可能)
- 1日1回
- 保険適応
ラピフォートワイプ
1回使い切りタイプのわき汗治療薬(拭き取りタイプ)です。個包装の不織布シートでサッとわきを拭くだけなので、持ち運びにも便利で手軽に使用できます。
- ワイプ(拭き取り)タイプ
- 1日1回・使い切り
- 保険適応
お薬を使う方へ、
院長からのアドバイス
- 薬剤が手についた状態で、特に目や口、顔や髪の毛に触れないようにしましょう。
- 歯磨きやコンタクトレンズの扱い、スキンケアなどは、薬を使う前に済ませましょう。
- 薬剤が乾くまでは服や寝具が触れないようにしましょう。
- つまり、夜にコンタクトレンズを外し、風呂から出て、歯を磨き、スキンケアなどをして、明日の準備をし、トイレに行き、本当に「さあもう寝るぞ」というタイミングで使用するのがいいでしょう。ここら辺は個人ごとに違うと思うので、生活の流れにうまく組み込むようにしましょう。
- アポハイドローションを使う方は、薄い綿製の手袋を用意しておいて、薬剤使用後は手袋を着用して寝るのがよいでしょう。
道海
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