ウェルビーイング診療と
妊活、妊娠、授乳について
WB診療で処方されるお薬について、妊活、妊娠、授乳時の注意をまとめました。
女性側
メディカルダイエット
妊活の2ヶ月前を最終使用とする。妊娠中、授乳中もNG。
糖尿病患者について。妊娠中のGLP-1受容体作動薬の使用は、胎児の奇形性をわずかに上昇させる統計と、低下させる統計とがあります。2ヶ月前にはやめましょう。
妊活の2ヶ月前を最終使用とする。妊娠中、授乳中もNG。
〇か月前に辞めるという表記はなく、妊婦には使えないという書き方のみですが、当院ではわかりやすく「メディカルダイエットは妊活2ヶ月前にやめる」とします。カナグルは尿糖増加があるので、陰部の感染症になるリスクが上がりますから、やめておくのが無難。
美白処方(内服)
妊娠が発覚したらやめる。妊娠中、授乳中もNG。
妊娠中や授乳中に使用しても、ほとんどリスクのない薬ですが、添付文書だと概ね注意orNGと書かれているため。病気で仕方なく使う、というわけではないのでやめておきましょう。
美白処方(塗布)
妊活を始める直前に使用をやめる。妊娠中、授乳中もNG。
ラットに有効成分の150倍塗布、120倍内服でも催奇形性はありませんが、類似薬での催奇形性が報告されているため。
妊活を始める直前に使用をやめる。妊娠中、授乳中もNG。
特に催奇形性のエビデンスは無し。妊娠により肌質が変化する可能性があるため、とされている。
妊活、妊娠中、授乳中、通して使ってよい。
催奇形性のエビデンス無し。赤ちゃんも使用できる。
男性側
AGA処方
妊活の1ヶ月前を最終使用とする。
統計上は催奇形性のエビデンス無。「使っていてもよい」とするクリニックもある。
妊活の6ヶ月前を最終使用とする。
デュタステリドは血中濃度が下がりにくいため。
もし意図せず妊娠してしまったら
問題が起こることはあまりないのですが、必ず産婦人科の医師には報告しましょう。必ず堕胎しなければいけないわけではありません。
AGA薬を女性や子供が触ってしまったら?
フィナステリドやデュタステリドは、理論上皮膚吸収されるので、女性や子供は触れてすらいけません。もし触れてしまったら、すぐ手を洗い、それ以上は触れないようにしましょう。触れたことで問題が起こった、という報告は現状なされていないようです。