GLP-1受容体作動薬

リベルサス、オゼンピック

リベルサス リベルサス (内服薬)
オゼンピック オゼンピック (週1回注射薬)

主な効果

急激な血糖値の上昇の抑制

膵臓のβ細胞を刺激し、インスリン分泌を促進。さらにα細胞からのグルカゴン分泌を抑制して、食後の血糖上昇を抑えます。

食欲抑制作用

脳の満腹中枢に直接作用し、満腹感を高めて食欲を抑えます。また、胃の蠕動運動を緩やかにし、消化を遅らせることで満足感が持続します。

脂質分解の促進

脂肪組織に働きかけ、熱産生を促進したり脂質の燃焼を助ける効果が期待されています。

副作用について

軽い副作用(よくみられる症状)

吐き気、胃もたれ、お腹の張り、便秘、下痢などの胃腸症状。多くは数日から数週間で体が慣れて軽減します。

重い副作用(稀な症状)

低血糖(冷や汗、震えなど)、急性膵炎(激しい腹痛)、腸閉塞など。異常を感じたら直ちに使用を中止し、医師に相談してください。

SGLT2阻害薬(内服薬)

カナグル

カナグル カナグル (内服薬)

用法: 通常、成人には1日1回100mg(1錠)を朝食前または朝食後に服用します。

主な効果

腎臓の近位尿細管にあるSGLT2というタンパク質を阻害し、血液中の糖分を尿へと強制的に排泄させます。1日で約240〜400kcalの糖が体外へ出ることになり、カロリーカットが期待できます。

副作用について

軽い副作用・注意点

尿量増加、喉の渇き、頻尿など。糖が出るため尿路感染症や性器感染症のリスクがわずかに上がります。十分な水分摂取を心がけてください。

重い副作用

脱水、ケトアシドーシス。体調不良時は医師に相談してください。

添付文書(外部サイト)

カナグル添付文書

重い副作用を避けるには

極端な食事制限(糖質を全くとらない、何も飲まない、食べない等)や、過度な自主トレーニング(身体を追い込みすぎる等)をしないようにしましょう。バランスの良い食事や無理のない運動は、お薬を使う使わない関係なく大事です。

内服薬の服用方法

リベルサス(GLP-1受容体作動薬)

必ず空腹時に内服します。
朝起きて最初の食事や飲水の前に、コップ半分の水(120ml以下)で内服します。内服後、少なくとも30分(できれば60分)は飲食や他の薬の服用を避けてください。

カナグル(SGLT2阻害薬)

朝食前もしくは朝食後に内服します。リベルサスと同時内服はできません。
例:「リベルサス内服 → 30分経過 → 朝食 → カナグル内服」といった流れが理想的です。